XDコーディネーターとして、部署の垣根を越えた体験設計の実現を
受講者の声
2023年度 受講者:目黒さん(デザイナー職)
- 養成講座受講中/後に、自分の業務で起きた変化
自分の職場でもここ数年「UXデザインプロセス」を重視して人間中心設計のデザイン活動を行ってきたが、CXDS養成講座を受けてから、人間心理まで踏み込んだ仕掛けづくりやアイデア出しを意識して行うようになった。講師陣の体験話含め、製品設計に急がず、まずはステークホルダーと対話しつつ、彼らにどのような体験価値を与えたいのかを、より広い視野でじっくりと分解し設計することの重要さを学んだ。その製品もしくはサービスにタッチポイントが発生するすべての人に配慮し、設計した通りの喜びの体験を感じてもらいつつ、フィードバックも得られることを最終目的にしたいと考え始めた。
「七方良し」(受講中も受講後もよく使う言葉)の考え方を取り入れ、SDGsを意識したパッケージや物流課題の解決策提案などに向けた現場訪門も積極的に参加しスタッフが抱える問題をヒアリングしたり、さらには体験設計を加速するために、部署の垣根を超えた仲間で集まって、新鮮な発想をすぐに試せるプロトタイピングラボを社内に配置する検討も実際に始めた。
- 養成講座に送り出してくれた上司の期待と受講後の反応
周りにCXDS認定コーディネーター資格をもらったことを伝えても、何それ?と言われるのが現状であるが、さまざまな分野の企業と連携を繰り返しながら、ゆくゆくはGマークのような誰もが知っている認証機関にまで成長して欲しいし、そのレベルへ至るシナリオ設計を我々にも期待されているのだとしたら、コーディネーターの責務は大きい。